心肺蘇生と心血管治療に対する二次救命処置を学習する二日間コースです。シミュレーターを用いてチーム蘇生、モニター心電図判読や除細動器の使用、薬剤投与などを実習します。徐脈・頻脈へのアプローチ、急性冠症候群・虚血性脳卒中について学習します。実技試験、筆記試験を含めたコースの全てが終了するとAHA ACLS プロバイダーカードが発行されます。
AHA ACLS provider course
AHA ACLS provider course (renewal course)
AHA ACLS-EP provider course
が、開催されています。
1. AHA ACLSコースとは
帝京大学キャンパスでのAHA ACLSコースは2004年から開催され長い歴史があります。AHA ACLSコースはガイドラインの変化とともに大きく変わってきました。
現在のACLSコースのコアスキルの中にチームダイナミックスがあります。本コースではチームリーダーやチームメンバーに求められる救命処置についてシミュレーション環境下で実習します。 また心停止に陥る前の徐脈や頻脈の状態でどのように行動すべきかについても実習します。急性冠症候群や急性虚血性脳卒中については、DVD を見ながらディスカッションしその緊急診断治療を学びます。内容が多岐にわたるため通常は二日間でコースを行っています。
2. AHA ACLSコースの内容
・AED を用いた一人法CPR
・気道管理
・心室細動・無脈性心室頻拍による心停止
・PEA/心静止による心停止
・徐脈/頻脈
・急性冠症候群
・急性虚血性脳卒中
3. 対象者
原則として医療従事者(医師・看護師・救急救命士など日本国内での医療国家試験有資格者)。学生については、十分に熱意と知識を有し、共用試験とOSCEを合格した学生については受講可能です。各コースの責任者(コースディレクター)にご相談ください。
4. 申し込みには
有効期限内のBLSヘルスケアプロバイダーカード または BLSインストラクターカードが必要です。
5. 帝京大学キャンパスでのAHA ACLSコースは日本循環器学会ITC(JCS—ITC)のコースです。
お申し込み先
日本循環器学会 AHA国際トレーニングセンター(JCS-ITC)
帝京大学
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